外房とスイスの2地域居住、ビオンド夫妻の暮らし。
2011.9.5(text:松原広美)
今回は外房波乗り不動産を運営するバンブリックのお客さまで、外房一宮町とスイスバーゼルの2地域居住を実践されている、
ビオンド夫妻のお宅にお邪魔してご夫妻の外房ライフについてお話を聞かせて頂きました。

外房の一宮は、東京駅から一時間というアクセスのよさから、近年では都心と外房をいったりきたりの2地域居住や、ゆったりとした時間の流れにひかれて、エイヤ!と、移住してしまう人が増えています。そんな人たちが目指しているのは、単に「のんびり田舎暮らし」ではなく、自分の趣味や好きなことを一番に考えた、自分らしい、楽しいライフスタイルの実現。
外房波乗り不動産に掲載している別荘地「一宮サーフビレッジ」の一角に立つシンプルだけどこだわりのある佇まいの主、ビオンド夫妻もそんな人たちです。
でも、彼らの場合、都心と外房という近い距離感ではなく、スイスと外房という国境を越えた2地域居住なんですけどね!
ご主人のアドリアーノ・ビオンドさんは、バーゼル(スイス)を拠点に活動する写真家。奥さんのカズコさんと、娘のアキラちゃん(19歳)の3人暮らし。仕事柄、さまざまな国への出張も多いそうですが、普段はバーゼル在住、日本へは年に2〜3ヶ月ほど滞在しているそうです。
今回日本に戻ってきた理由のひとつは、福島県への義援金手渡しがあったためです。
6月に開催されたバーゼルアートフェア(世界最大級のアートエキシビション)において、アドリアーノさんの写真をつかったアートバッグが展示、出品され、その売上の一部を直接、被災地に手渡しをしたく、ご夫妻は日本へ帰国したそうです。
バッグには、こう書かれています。
“ Our only planet has fever. STOP NUCLEAR POWER PLANTS”
*地球が危機に瀕している。原発をとめよう。(意訳)
写真は、なんと、グラスに入ったカンパリソーダと氷を上から撮影したもの!色鮮やかな赤をインスピレーションに、地球が危機的状況であることを訴えかけています。
バッグの価格は、100フラン(約1万円)、これまでに60個ぐらい売れたそうです。決して安くはないですが、ぱっと目をひくビジュアルと、洗練されたデザインは、ファッションアイテムとしてもクオリティが高いですが、このような力強いメッセージを伴うことで、社会的な意味合いがぐっと増しますね。買い物を通して環境に、社会に貢献することは、誰にでもできるアクションのひとつです。また、このバッグは障害者たちによって制作され、彼らの雇用創造になるだけでなく、制作費を除いた利益は全額、被災地に寄付されました。
外房カレーも味わって頂き、日本の夏に別れを告げて、涼しい高原のお住まい in スイスへ戻られたビオンド夫妻。これからのご活躍も楽しみです。
アドリアーノさんのオフィシャルサイトはこちら



